50年代の熱を、冬に纏う。 HEAVY MELTON SERIES(AWARD / PHARAOH / FATIGUE)
アメリカ50年代カルチャーとワークシーン。その交差点から生まれた、冬のBLUCO。

伝統と実用が混ざり合った時代。その空気を、いまの暮らしへ。
1950年代のアメリカ。
学生スポーツ、ホットロッド、ガレージワーク、ミリタリー、ストリート──
多様なカルチャーとワークシーンが混ざり合い、“アメリカンワークスタイル”というひとつの文化が形になった時代。
その背景の中で愛され、育まれてきたのがアワードジャケット、ファラオコート、ファティーグパンツ。
用途も背景も異なる3つのアイテムは、機能性・耐久性・文化性を兼ね備えた“当時のリアルクローズ”でした。
BLUCOは今季、これらの象徴的なプロダクトを高密度ヘビーメルトン という冬に最適な素材を軸に再構築。重厚さの中に確かな実用性を備え、50年代カルチャーの空気感を現代の街に自然と馴染ませるシリーズとして仕上げました。
「伝統と実用、カルチャーと日常。」
その境界を軽やかに越えるのが、BLUCOのヘビーメルトンシリーズです。
HEAVY MELTON AWARD JACKET
学生スポーツ × ストリート。その原点が息づく一着。
アワードジャケットは、学生スポーツの“誇り”を纏う象徴から始まり、50年代にはストリートへと広がり、アメカジ・ワークカルチャーに根付いた定番へと発展しました。
その普遍的な佇まいをベースに、高密度ヘビーメルトンで再構築したのが本作。
ミニマルな構成が素材の良さを際立たせ、重厚でありながら、現代のスタイルに驚くほど自然になじむ。
チームジャケットのベースとしてはもちろん、日常のスタイリングにも確かな存在感を与えてくれる一着です。


HEAVY MELTON PHARAOH COAT
ホットロッド × ガレージカルチャー。無骨で象徴的な存在感。
裾リブ仕様が象徴的なファラオコートは、50年代ホットロッドカルチャーの中で圧倒的な存在感を放ったアイテム。
車を愛し、仲間と集まり、ガレージで夜な夜な作業をするようなワーカーたちのユニフォームでもありました。
その魂を宿したシルエットに、高密度ヘビーメルトンの重厚さを重ねたのがこのコート。
装飾をそぎ落とした潔い構成。羽織るだけで完結する強さ。寒い季節の“主役”に相応しい一着です。




HEAVY MELTON FATIGUE PANTS
ミリタリーワークの実用性を、冬素材で深化させる。
ファティーグパンツは、本来“作業のためのパンツ”。
米軍のワークユニフォームとして採用され、耐久性と実用性が徹底的に追求されたアイテムです。
その実直なルーツはそのままに、高密度ヘビーメルトンの重厚な風合いをのせてアップデート。
セットアップでの統一感はもちろん、パンツ単体でもスタイルに深い奥行きを加えてくれる一本です。
ワークの合理性 × 冬素材の存在感。
その両立が光る、“冬のBLUCOらしさ”が詰まったアイテムです。



50年代の空気を、いまの街へ。
流行ではなく、文化として積み重ねられてきたワークウェア。
その背景には、働く人々のリアルがあり、コミュニティや趣味に根ざしたスタイルがあります。
BLUCOは、その時代の空気を尊重しながら、今の暮らしに合う実用性とバランスに再構築しました。
重厚なメルトン、無骨な佇まい、育つ風合い。冬のワードローブに、確かな存在感と深みを。
